アロマテラピー検定とは、美容と健康増進のために生み出された自然療法、アロマテラピーの理解度を測る検定試験です。(アロマテラピー検定は終身資格です)
アロマテラピーは、フランスで生まれたとされる植物療法で、植物の精油 (エッセンシャルオイル)を用いて、リラクゼーションやリフレッシュに役立て、香りの効用を楽しむものです。
医療や介護の現場でも香りの効用を取り入れはじめたりと、アロマテラピーがますます広がりをみせています。
アロマテラピー検定とは?
公益社団法人 日本アロマ環境協会が実施する、アロマテラピーを自分自身や家族、友人などの周りの人と楽しみ、健康維持のために用いる知識について問う検定試験です。
アロマテラピー検定は、2級と1級があり、毎年5月と11月に、全国各地(34都市)の会場で実施されています。年齢・経験等の制限はなく、どなたでも、1級からでも受験可能です。
こんな方が受験しています。
- 美容と健康に役立てたい
- 家族の体調管理をしたい
- アロマを仕事に活かしたい
アロマテラピー検定の特長・ポイント
(1) アロマテラピーの資格では国内唯一の公益社団法人が認定する民間資格。アロマテラピーを安全に楽しむための基礎知識が身につきます。
(2) 累計受験者数44万人突破の人気資格! (2017年度、AEAJ調べ)。アロマテラピー資格の中で最もメジャーな検定です。
(3) 受験者の男女比は1:9。年齢層は20代が最多。
(4) 受験資格はなくどなたでも受験可能。10代から70代まで、幅広い年齢層の方が受験されています。
(5) 合格率は1・2級ともおよそ90%。難易度は2級:★☆☆☆☆、1級:★★☆☆☆
(6) 試験問題は「アロマテラピー検定公式テキスト」から出題されます。独学でも受験可能で、他の勉強方法に比べ短期間で合格できます。
アロマテラピー検定 合格・資格取得・就職までの流れ
受験資格
年齢、経験などの制限はありません。どなたでも、何級からでも受験が可能です。
アロマテラピー検定1級・2級 受験&合格
- 年2回実施 (5月、11月)
- 出題数:2級 55問、1級 70問
- 試験形式:選択解答式 (マークシート方式)
- 合格基準:正答率80%
※2級、1級の併願受験も可能で、同じ日に受験できます。試験時間は重複しないようになっています。
就職先
アロマショップ、エステサロン、スクール直営店、企業のサロン、医療関連施設などへ就職
アロマテラピー検定1級に合格すると上位資格がめざせます
アロマテラピー検定1級
AEAJに入会し、アロマテラピーアドバイザー認定講習会を受講
アロマテラピーアドバイザー
認定スクールで所定の科目を受講
アロマテラピーインストラクター
アロマセラピスト
と、各種プロフェッショナルな資格取得にステップアップできます。
1級合格者の多数がアドバイザーを取得し、さらに上位資格をめざしています。
アロマテラピーとは?将来性・就職先など
資格の種類
民間資格
アロマテラピーとは?
アロマテラピー (アロマセラピー)とは、様々な植物の花や葉、果皮や樹木などから抽出された100%天然の精油 (エッセンシャルオイル)を使い、その香りや成分がもたらす作用によって、 心身の不調和を癒し、バランスを取り戻し、生命を高めることなどに役立てることです。
第三者に施術 (トリートメント)を行う人をアロマテラピスト (アロマセラピスト)といいます。
アロマテラピーで使用する精油に対する正しい知識と使用方法を身に付けることが大切です。精油の成分には薬理作用があり、それを突き詰めていくと医療と重なる部分が多くありますが、アロマテラピーは医療・医療行為には該当しません。
アロマテラピーとアロマセラピーの違いは?
同じ意味です。
アロマテラピー:仏語読み
アロマセラピー:英語読み
を、日本語表記したものです。
将来性
ここ数年は「癒し」や「リラクゼーション」がキーワードですから、癒し・リラクゼーションアイテムであるアロマテラピーのニーズは高いと考えられます。
アロマテラピーは、心身の機能回復だけでなく、医療や美容分野からも注目を集めており、さらに活躍の場が広がることが期待されます。
また資格を取得することで、自宅でのアロマテラピーを使用した健康管理や応急処置などに適切に対応することができます。
就職先
- アロマショップ
- ハーブショップ
- エステサロン・リフレクソロジーサロン
- 学校・スクール直営店
- 整骨院
- 理容室・美容室
- 企業のサロン (セラピスト・ショップアドバイザー)
- 病院やクリニックなど医療現場や介護施設での施術
- 学校・スクールの講師
- 独立開業
アロマセラピストとしてリゾートホテルやアロマサロンで活躍が期待されます。またアロマショップ販売員への道も開いています。