■調剤報酬請求事務専門士検定試験とは?
他の調剤事務の検定試験と異なるポイントはこちらになります。
(1) 調剤事務において、日本最古の団体で、試験内容に対する、保険薬局での評価が高い。
(2) 試験問題は、全国の薬局より選出された作問委員によって作成されている為、難易度は高いがニ-ズにマッチしている。
(3) 更新制度の導入等、「調剤報酬請求事務専門士」が、薬局において安心して受け入れてもらえるよう、資格取得後の合格者のレベル統一を図っている。
(4) 薬局によっては、「調剤報酬請求事務専門士」に対し、手当てや昇給の指標になっている。
(5) 全国延べ500社以上の薬局に、社内教育として導入された実績がある。
(6) 薬科大学でも、導入された実績がある。
(7) 調剤事務において、最高峰の資格検定試験である。
(8) 就職支援センターの稼動により、全国で就職支援が行える。(会員薬局のみ対象)
■資格取得方法
年2回実施される「調剤報酬請求事務専門士検定試験」を受験し、合格すれば、認定証が交付されます。
■合格者に付与する称号
調剤報酬請求事務専門士
■受験資格
問いません。
■試験内容
■全級共通項目
[試験時間]
・学科:60分
・実技:60分
[共通問題]
・学科:択一式(マークシート)、基礎30問
・接遇・薬剤の基礎知識
・医療保険制度
・調剤関連法規(医療保険の種類、医薬分業の流れ)
・調剤報酬請求(点数算定の正しい知識と解釈)
・実技:処方せんから調剤報酬明細書の設問箇所点数を求める(マークシート) ※3症例
・処方せん3症例
・設問箇所点数を求める
■1級
[レベル]
調剤報酬の基礎・応用を的確に理解し、説明することができる。(教育者・リーダーレベル)
[追加問題]
・学科:択一式(マークシート)、応用20問
・接遇・薬剤の基礎知識
・医療保険制度
・調剤関連法規(医療保険の種類、医薬分業の流れ)
・調剤報酬請求(点数算定の正しい知識と解釈)
・実技:処方せんから調剤報酬明細書の設問箇所点数を求める(手書きレセプト) ※1症例
・処方せん1症例
・調剤報酬明細書の作成
■2級
[レベル]
調剤報酬の応用を理解し、実務に活かすことができる。(中堅社員レベル)
[追加問題]
・学科:択一式(マークシート)、応用20問
・接遇・薬剤の基礎知識
・医療保険制度
・調剤関連法規(医療保険の種類、医薬分業の流れ)
・調剤報酬請求(点数算定の正しい知識と解釈)
■3級
[レベル]
調剤報酬の基礎を理解している。(新入社員レベル)
[追加問題]
追加問題なし
■試験日程
年2回(7月、12月の第1土曜日)
第29回調剤報酬請求事務専門士検定試験
・試験日:2016年7月2日(土)
・試験時間:10:00-12:05
■合否結果
検定試験終了後、約1か月後より、郵送にて順次発送させて頂きます。
(合格者には、認定証同封)
■試験会場
・会場受験:北海道、仙台、東京、名古屋、大阪、兵庫、広島、福岡
・通信受験:NTT回線を利用したFAX受験となります。
※NTT回線のみ受験ができます。以下の回線およびFAX機ではお申し込みができません。
・コンビニエンスストアFAX
・IP電話
・PBX(020発信のもの)
・G4(デジタル通信)
・テスト送信で不可となったもの
※自宅以外であっても、2時間30分以上回線を独占できるNTT回線であれば受験が可能です。
■受験料
受験単位 | 1級 | 2級 | 3級 | 1・2級併願 | 2・3級併願 |
個人受験 | 5,800円 | 4,800円 | 4,800円 | 10,100円 | 9,100円 |
法人会員 | 5,500円 | 4,500円 | 4,500円 | 9,800円 | 8,800円 |
通信受験 | X | 8,800円 | 7,800円 | X | 16,100円 |
■合格率
・1級:15~20%
・2級:45~55%
■講座・スクール情報
調剤事務講座【iCara(アイ・キャラ) | LEC 東京リーガルマインド】
※LEC 東京リーガルマインド・iCara(アイ・キャラ)の調剤事務講座は、「調剤報酬請求事務専門士検定試験」に対応しています。
■お問い合わせ
一般社団法人 専門士検定協会
〒171-0021
東京都豊島区西池袋5-17-11 ル-ト西池袋ビル5階
TEL:03-3981-0983
FAX:03-5928-5530
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