■医師事務作業補助者実務能力認定試験とは?
医師の業務負担を軽減するために、医師に代わって事務作業を行なう必要性が高まっています。
この医師事務作業補助者に求められている業務は、医師の指示の下で、診断書や紹介状を記載したり、医師に代わって電子カルテを入力するなど、幅広い専門知識が必要とされるものです。
医師事務作業補助者実務能力認定試験とは、
医師事務作業補助者に必要な、関連法規、医学知識、個人情報保護法、医療用語、文書作成、電子カルテ等に関する知識、および文書作成能力を客観的に判断する試験です。
※診療報酬においても医師事務作業補助者の配置が評価されています。
医師事務作業補助体制加算の施設基準において、医療機関は医師事務作業補助者を新たに配置してから6か月間の研修期間のうち32時間以上の基礎研修を行なうことが定められています。
この試験はその基礎研修として習得が必要な科目に対応しています。
■資格取得方法
年2回実施される「医師事務作業補助者実務能力認定試験」を受験し合格すれば、合格証書が交付されます。
■受験資格
特にありません。どの科目からでも受験できます。
■試験形式・試験時間・持ち込み
■試験形式
・学科問題(マークシート):20問
・実技問題(各種書類作成):3問
■試験時間:120分
■持ち込み:参考書、ノート等の資料
■出題内容
■学科問題
医療関連法規、医療保険制度等、ビジネス文書と接遇
医師事務作業補助者、医療安全管理と個人情報の保護
医学・医薬品・臨床検査の知識
診療情報と電子カルテシステム、文書作成:20問
■実技問題
SOAP形式の診療録作成(手書き):1問
各種文書作成(診断書、診療情報提供書、処方せん等):2問
■合格基準
原則として、正答率6割以上を合格としています。ただし、問題の難易度により変動します。
■試験日時
年2回(10月・3月)実施
平成28年度 医師事務作業補助者実務能力認定試験
・第1回:平成28年10月2日(日) 10:00~12:00
・第2回:平成29年3月19日(日) 10:00~12:00
※平成28年4月1日現在実施されている法令に対応する試験となります。
■出願期間
・第1回:平成28年7月26日(火)~9月1日(木)
・第2回:平成29年1月4日(水)~2月13日(月)
■合否発表
・第1回:平成28年11月16日(水)
・第2回:平成29年5月10日(水)
※受験票に記載されたご住所に合否通知を科目ごとに郵送いたします。
※合格者には全国医療福祉教育協会、および特定非営利活動法人 職業技能専門教育研究機構による合格証書を発行し、同封いたします。
■試験会場
全国医療福祉教育協会の認定機関
■受験料
・一般受験:7,500円
・団体受験:7,000円
※併願の場合、受験料×試験科目数が受験料総額になります。
■合格率
おおむね60%から80%
・77.8% (2016.03.13:受験者数 383人、合格者数 298人)
・77.9% (2015.10.04:受験者数 453人、合格者数 353人)
・76.9% (2015.03.15:受験者数 321人、合格者数 247人)
・75.6% (2014.10.05:受験者数 324人、合格者数 245人)
・78.4% (2014.03.16:受験者数 394人、合格者数 309人)
※過去の医師事務作業補助者実務能力認定試験 合格率はこちらから
■お問い合わせ
全国医療福祉教育協会
〒160-0023
東京都新宿区西新宿7-8-10 オークラヤビル2F
TEL:03-5925-6548
FAX:03-6692-3431
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