サービス介助士はおもてなしと介助のエキスパートです。
デパート・駅・空港・ホテルのサービス業の現場だけではなく、全国でボランティアや普段の生活の中などでもサービス介助士有資格者が幅広く活躍しています。
介助関係の専門的な知識や技術を習得することができるため、福祉関係に従事している人のスキルアップや転職・就職にも役立ちます。
2018年12月サービス介助士取得者数が16万人を突破しました!!
サービス介助士とは
色や形の違う5枚のハートを組み合わせた「安心のサービス介助士マーク」をつけて、駅・空港・デパートなどで、高齢の人や障がいがある人の手伝いをしている職員さんが「サービス介助士」です。
おもてなしの心+正しい介助技術=サービス介助士
サービス介助士とは、高齢の人や身体の不自由な人を手伝うときの「おもてなしの心」と「介助技術」を学び、相手に安心していただきながら手伝いができる人のことです。
こんな時に役立ちます。
- 車いすご利用の方の交通機関での介助
- お身体の不自由な方のお手伝い
- 視覚に障がいのある方への手引き
- 視覚に障がいのある方への接客
2018年12月7日現在、160,000人のサービス介助士が全国で活躍中です。
サービス介助士資格取得者のデータ
サービス介助士資格の導入企業に聞いた「導入理由」は?
- 社員のスキルアップ:23%
- CS(顧客満足度)・サービスの向上:20%
- 新入社員・管理職研修:16%
- CSR(企業の社会貢献):11%
- 企業のイメージアップ:10%
- 広報・宣伝戦略:8%
- エルダーマーケット開発:5%
- その他:7%
サービス介助士資格取得者の「業種」は?
- 交通(鉄道・航空・バス・タクシーなど):46.9%
- 小売・流通:24.5%
- 通信:6.1%
- 金融・証券・保険:6.0%
- 観光・レジャー・宿泊:4.7%
- 自動車製造販売:4.3%
- 不動産管理・警備:1.2%
- その他:6.3%
サービス介助士の就職先
サービス介助士は、交通・流通・金融・飲食などのサービス業をはじめとするさまざまな分野で活躍しています。
- 空港
- 駅構内
- デパート
- 飲食店
- 銀行
- 宿泊施設
相手の立場に立ったホスピタリティの心が育まれますので、サービス業や販売・接客業など幅広い職種で活躍できます。
サービス介助士資格取得の流れ
資格取得までの平均勉強時間は1.5~2か月です。
サービス介助士資格取得講座申し込み
自宅学習(テキストで学習)
課題提出
- 提出課題100問、60点未満は再提出
- 申し込みから課題提出まで6か月以内を目標
実技教習(スクーリング)
検定試験
- 筆記試験50問、70点以上合格 ※不合格の場合は再試験制度あり(有料)
- 申し込みから検定試験まで12か月以内
サービス介助士認定
- 認定証・認定状授与
- 検定試験に不合格の場合は修了証授与
サービス介助士の難易度
- 課題提出:100点満点で60点未満は不合格となり再提出(無料)
- 検定試験:100点満点で70点未満は不合格となり再試験(有料)
- サービス介助士資格取得講座の合格率は80%以上
課題提出と検定試験は不合格となっても、合格するまで再挑戦ができます。あわせてサービス介助士資格取得講座の合格率は80%以上ですから、難易度はかなり易しいです。
サービス介助士の難易度:★☆☆☆☆
サービス介助士講座の内容
対象 | 社会人、大学生、専門学校生など |
教材 | テキスト1冊、提出課題 |
提出課題 | あり(1回) |
実技教習 | あり(2日間連続) |
検定試験 | あり(不合格の場合、再試験制度あり) ※試験料3,240円(消費税8%込)で再試験を受験できます。 |
受講期間 | 申し込みから最大12か月 |
受講料 | 41,040円(消費税8%込) お支払い方法は払込取扱票(コンビニ・郵便局でのお支払)か、クレジットカード(分割不可・VISA / MASTERのみ)です。 |
合格後の特典 | 認定状・顔写真入りの認定証の発行 ※検定試験後、2~3週間程度で合否をご連絡いたします。 |
資格更新制度 | あり(資格の有効期限は3年間) ※期限までに更新手続きを済ませ、更新料2,160円(消費税8%込)をお支払いください。 |
提出課題について
問題数 | 100問(1問1点の100点満点) |
試験方式 | 3択問題、マークシート方式 |
合格基準 | 60点以上 |
不合格(60点未満)だった場合 | 提出課題の再提出をお願いしております。 再提出は無料でチャレンジできます。詳しくは提出課題結果通知をご覧ください。 |
サービス介助士の実技教習の実技内容について
実技教習は連続した2日間で開催されます。
実技教習は札幌・仙台・東京・横浜・金沢・名古屋・大阪・岡山・広島・高松・福岡・那覇など全国で順次開催しています。
実技教習の開催都市・開催日程の詳細は、実技教習申し込みページをご覧ください。
実技教習の実技内容はこちらになります。
- オリエンテーション
- ディスカッション(高齢者ってどんな人?)
- 高齢者疑似体験
- ディスカッション(体験の感想など)
- ジェロントロジー(創齢学)とは
- ホスピタリティー・マインド・接遇訓練
- 車いす操作方法・演習・移乗訓練
- 聴覚障がいの方への介助
- 歩行が不自由な方への介助
- 視覚障がいの方への介助・演習
- 盲導犬・聴導犬・介助犬
- ユニバーサルデザイン・共用品
- 車いす操作と手引きの実技チェック
- 総合ロールプレイ
- まとめ
実技教習2日目の最後に検定試験を実施します。
サービス介助士検定試験について
問題数 | 50問(1問2点の100点満点) |
合格基準 | 70点以上 |
試験時間 | 50分 |
試験方式 | 3択問題、マークシート方式 |
合格率 | 80%以上 |
試験結果 | 試験実施後、約3週間後に結果通知をお届けいたします。 |
試験対策 | インターネットによる模擬試験(有料)をご用意しております。 |
不合格(70点未満)だった場合 | 試験料3,240円(消費税8%込)で再試験を受験できます。 |
お問い合わせ先
公益財団法人 日本ケアフィット共育機構
【東京】
〒101-0061
東京都千代田区神田三崎町2-2-6 三崎町石川ビル2階
TEL:03-6261-2333(フリーダイヤル 0120-0610-64)
FAX:03-6261-2334
URL:https://www.carefit.org/
【大阪】
〒542-0083
大阪府大阪市中央区東心斎橋1-7-30 21心斎橋6F
TEL:06-6251-6101
FAX:06-6251-6102